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2024.10.24

第41回IALD国際照明デザイン賞で優秀賞を受賞しました

◎IALD国際照明デザイン賞について
IALD国際照明デザイン賞は、1969年にシカゴで設立された国際照明デザイナー協会(IALD=International Association of Lighting Designers)によって1983年に創設された、照明デザイン分野において最も権威ある世界的な賞です。今年はカリフォルニア州サンディエゴでセレモニーが行われ、10か国から28のプロジェクトが表彰されました。その中で、Lumimedia lab 株式会社による「下瀬美術館」が「優秀賞(Award of Merit)」を受賞いたしました。

本賞の委員長であるYah Li Toh氏は、「年々、受賞プロジェクトのクオリティが向上しており、世界中の照明デザイナーたちの情熱と才能が示されています。この職業が今後どのように進化していくのか、期待が高まります」とコメントしています。

 

◎IALD国際照明デザイン賞を受賞した「下瀬美術館」について
「白い床からの反射光が天井の梁を優しく照らし、エントランスホールの天井へと自然に視線を導きます。ホール内装には、等間隔に配置されたライティングトラックに沿って、ダウンライトとウォールウォッシャーが交互に設置され、通気口とも美しく調和し、シンプルながらも洗練された天井デザインを実現しています。8つの可動展示室は水盤の上に浮かび、色彩豊かな照明が水面に反射し、エントランスと展示室の鏡面外壁にも映り込むことで、幻想的な光の風景が広がります」

 

◎冬のナイトミュージアム開催!
今回の受賞を記念し、通常閉館後の夜間しか見られない特別なライティングの世界をお楽しみいただける「ナイトミュージアム」イベントを開催いたします。今回のイルミネーションは、当館の照明を手がけたLumimedia lab 株式会社の照明デザイナーである岩井達弥氏のディレクションのもと、美術館全体が幻想的な光で彩られます。夜ならではの特別な照明演出を、ぜひこの機会にご体験ください。