2023.03.01- 2023.05.07
開館記念展 おひなさまと近代美術 — 丸平の人形からガレ、マティスまで

下瀬美術館は、丸井産業株式会社が2018(平成30)年の創業60周年を契機として計画し、このたび広島県大竹市に開館します。開館記念展では、代表取締役である下瀬ゆみ子が先代から受け継ぎながら形成してきた下瀬コレクションを初めて公開いたします。下瀬コレクションは、大木平藏の雛人形や御所人形から始まり、日本と西洋の近代絵画、工芸へと広げられてきたものです。

開館記念展では、主な下瀬コレクションを2部に分けて紹介いたします。

第1部では、企画展示室において大木平藏の人形(丸平人形)や雛道具を展示いたします。丸平人形は、宮家や三井家、岩崎家など名家にも愛されてきたもので、本展では七世大木平藏の代表的な御所人形や能人形、雛人形を中心とする節句人形、そして雛道具などを紹介いたします。

第2部では、8つの可動展示室において、油彩画や日本画、工芸作品などを展示いたします。展示室ごとにテーマを設け、エミール・ガレのガラス作品や加山又造の日本画、マティスなどの西洋絵画、四谷シモンの人形などをご覧いただきます。

初公開の下瀬コレクションをゆっくり楽しみながらご覧ください。

基本情報

主催
一般財団法人 下瀬美術館
後援
大竹市