- 2026.4.29-6.28/7.2-8.30
- LA VITA 絹谷幸二×幸太×香菜子
現代日本の美術界を牽引した洋画家、絹谷幸二 (1943-2025) と、その長男で彫刻家の絹谷幸太 (1973-) 、そして次女で日本画家の絹谷香菜子 (1985-)。洋画、彫刻、日本画という異なる分野で、三者三様のスタイルを築き上げてきた3名の美術家による、絹谷幸二没後初の親子三人展です。
絹谷幸二は、漆喰を塗った壁に描く古典技法、アフレスコの第一人者であり、鮮烈な色彩によるエネルギッシュな作風で知られています。一方で民族や文化、宗教などの対立による社会問題や、古今東西の紛争、戦争にも目を向け、作品を通じて世界の救済と平和へのメッセージを訴え続けました。
絹谷幸太は、世界各地の石を用いたダイナミックな彫刻作品を手がけています。五感で作品を体感できる彫刻「創知彫刻」を掲げ、視覚だけでなく全身で作品に触れる行為をとおして、鑑賞者に石に刻まれた悠久の時間と、地球の豊かさを伝えています。
絹谷香菜子は、墨の濃淡による静謐かつ幻想的な作風で、様々な動物や龍などの神獣を描いてきました。彼女は「見ることは見られること」と語り、心の機微を感じさせない動物の顔や瞳を精緻に描き出すことで、観る者に心情の投影や内省を静かに促します。
本展では、絹谷幸二が最期まで絵筆をとった絶筆を初公開するほか、展覧会のために制作された最新作を含む、3作家の作品約60点を展示いたします。また、当館コレクションとのコラボレーションや、建物や景観を活かした展示なども展開し、個性に富んだ絹谷父子の創造の軌跡と現在地を辿ります。
基本情報
- 休館日
- 月曜日 (祝日の場合は開館)
- 開館時間
- 9:30-17:00 ※入場は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 一般 2000円 (1800円)
高校生・大学生 1000円 (800円)
大竹市民 1500円
中学生以下無料
( ) 内は20名以上の団体 (要予約)
- 主催
- 一般財団法人下瀬美術館、中国新聞社
- 協力
- 公益財団法人 絹谷幸二美術財団